過敏性腸症候群

(4)過敏性腸症候群
検査しても腸に何も異常がなく、原因が見つからないのに、腹痛を伴った便秘や下痢が続きます。
何度もトイレに駆け込む、便秘でしばしばお腹が痛む等の症状が長期間続きます。そのため、日常生活に支障をきたす事があります。
現代のようなストレス社会では増加傾向にあり、老若男女関係なく幅広く多くの方がなる症状です。
若い方や女性の方が比較的なりやすいと言われています。また、最近では学業等のストレスの影響で、子供にも増えていると言われます。
日本人の7~10人に1人がこの症状を患っているとも言われ、様々な胃腸の病気の中でも最も多く見られる症状の一つです。

主な症状には、便通の異常、腹痛、ガスが出る・溜まる等の腹部の不快感があります。
腹痛は、痛む場所も痛みの強さも人によっても日によっても違い、様々です。排便により軽減します。
便通の異常には下痢型と便秘型、そして下痢と便秘が交互に数日毎にあらわれる交替型があります。
下痢型では、急激な腹痛と便意を感じ、1日に何度も水の様な便が出ます。
便秘型では、便通が減るだけでなく腹痛や、強くいきまないと便が出ない、ウサギの糞の様な硬いコロコロとした便が出る、トイレの後でも便がまだ残っている感じがある等の症状があります。
中には食欲不振・吐き気・めまい・頭痛・動悸・疲労感等の全身症状や、不眠・不安感等の精神症状が見られる事もあります。

原因はストレスによる自律神経の乱れとの関係が強く考えられます。自律神経失調症の症状にも同様の症状が多く見られます。
会議の前・試験の前後・出勤時の電車等、ストレスが起きやすい時に症状が顕著に表れます。

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ストレスによって起こる自律神経の乱れは、あなたの全身にあらゆる不調をもたらします。
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