潰瘍性大腸炎

(3)潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜にただれや潰瘍等の炎症が起こる病気です。
全ての年代で発症しますが、20~30代の人に多くみられ、近年増加傾向にあります。
下痢、血便、腹痛等の症状が現われます。ひどい時は発熱や体重減少、吐き気や嘔吐、脱水症状や頻脈等が起こります。
腸の出血が続く事による貧血や関節痛等、全身症状が現れる事もあります。また、何度も潰瘍ができる事で長期的に癌を発症しやすくなる可能性もあります。
この病気が生命に直接かかわる事はありませんが、何度もトイレに駆け込む等、日常生活に悪影響があります。
治まったり(寛解期)、悪化したり(活動期)を繰り返す場合が多く、根本的な治療法も見つかっていないために完治が難しく、長期間この症状に付き合って行く事になります。

この病気はなぜ起こるのか原因が未だはっきりと分かっていません。そのため、特定疾患(難病)に指定されました。
いくつかの説が挙げられていますが、自己免疫機序などの免疫異常が原因ではないかというのが最近の有力な説です。
他に日本より欧米に患者数が多い、近年患者数が増加している等の理由から、欧米型の食生活も原因の一つではないかとも考えられています。
また、家族内で発症するケースもあるため、何らかの遺伝的な要因も疑われています。
そして何より、ストレスによる再発が数多く報告されている事から、悪化や発症の原因としてストレスが深く関わっていると考えられています。

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