低体温

(6)低体温
一般的な人の平熱は約36.5~37.1度だと言われています。そこから考えて平熱が36度未満の人は低体温と言えます。
低体温である場合、自分で気が付かない内に体の不調が起こっている可能性があります。
なぜなら、人間は平熱が一番免疫や代謝等の活動が効率的に行えるようになっているからです。
だから人の体は常に体温を維持するように生命活動が行われているのです。
つまり、低体温状態では代謝や免疫、自律神経の働き等が上手くいかなくなってくるのです。

低体温でいると基本的な代謝や免疫の機能が低下するので、様々な不調が現れやすくなります。
例えば、疲労・体力低下、食欲不振・消化不良、朝起きられない、慢性的な肩こり・頭痛、風邪を引きやすい・治りにくい等の日常生活に関わるもの。
太りやすく痩せにくい、むくむ、便秘や肌荒れ・シミ・シワ、生理不順や生理痛等の不調等の女性にとって気になる所も。
そして自律神経失調症、アレルギー、口の中の荒れ、リウマチ、心筋梗塞、脳血栓等様々な病気につながる可能性もあるのです。

原因としては運動不足が挙げられます。筋肉は人間の体の中でも最も多く熱を発生させる場所ですので、生活が便利になった現代人は特に気を付けねばなりません。
また、食生活、時間帯や栄養バランスの乱れも問題ですし、夏場など冷たいものを摂りすぎるのも問題です。
エアコンで夏涼しく冬暖かい生活を送る事が出来るようになりましたが、季節の寒暖に対応する中枢や自律神経の力を弱めてしまいます。クーラーで体の冷やし過ぎも要注意です。
そして、ストレス社会である現代。ストレスを受けると自律神経の働きは乱れ、血管も狭まって血行も悪くなり、体温の低下につながるのです。

ちなみに、低体温と冷え症は別のものです。
体の熱の産生と放熱のバランスが崩れて自覚も無く体の芯が冷えているのが低体温で、体の熱を末端に上手く運べず手先や足先等の冷えを自覚するのが冷え症です。

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ストレスによって起こる自律神経の乱れは、あなたの全身にあらゆる不調をもたらします。
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