機能性ディスペプシア(機能性胃腸症:FD)

(9)機能性ディスペプシア(機能性胃腸症:FD)
いくら検査をしても異常が無いのに、胃の痛み、胃もたれ、胸やけ、膨満感等の症状が慢性的に続く症状です。
この症状はかつて「神経性胃炎」や「ストレス性胃炎」、「胃アトニー」や「NUD(non-ulcer dyspepsia)=潰瘍のない胃腸障害」等と呼ばれていました。
もしくは、慢性的な炎症が無いのに「慢性胃炎」と診断される事もありました。

症状としては、食後の胃もたれ、膨らんで苦しい感じ、すぐに満腹になり食べられない症状で、食後を中心とする食後愁訴症候群(PDS)。
そして、胃の痛み、みぞおちの痛みやみぞおちが焼けるような感じを中心とする、空腹時にも起こる心窩部痛症候群(EPS)があります。
また両方の症状が出たり、日によって症状が変わったりする他に、ゲップや胃のむかつき、食欲不振、吐き気・嘔吐等、人によって様々な症状が現われます。

原因としては心理的・社会的要因が大きいと言われ、それら様々なストレスが自律神経を乱して胃の働きに異常が起こり、上記のような不快な症状が現われます。
他に胃壁の知覚過敏や胃酸の出過ぎやピロリ菌等の原因も考えられ、日本人の4人に1人は症状があるとも言われるほど、誰もがなる可能性がある症状です。

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ストレスによって起こる自律神経の乱れは、あなたの全身にあらゆる不調をもたらします。
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